北九州 新体操元五輪選手らが子どもたち指導
新体操の元オリンピック代表の皆川夏穂さんらが、北九州市で開かれた新体操教室に招かれ、子どもたちを指導しました。
この教室は、北九州市でおととし、新体操の世界選手権が開催されたことをきっかけに北九州市体操協会などが開き、3日は幼稚園児から高校生まで100人余りが参加しました。
講師を務めたのはリオデジャネイロオリンピック代表で、2017年の世界選手権の個人種目別「フープ」で、日本勢として42年ぶりの銅メダルを獲得した皆川夏穂さんと、去年の全日本選手権で準優勝した山田愛乃選手です。
はじめに皆川さんと山田選手が演技を披露し、リボンやフープを使った華麗な動きに会場からは大きな拍手が送られていました。
このあとの新体操教室では、皆川さんが子どもたちの前に立って手や足の動きを実演しながら教え、演技を美しく見せるためのコツをアドバイスしていました。
参加した中学3年生の生徒は「皆川さんの丁寧な動きや楽しそうに踊るところをまねしてやってみたいと思いました」と話していました。
皆川さんはおととし、北九州市で開かれた世界選手権を最後に現役を引退しました。
皆川さんは「新体操のよさや美しさを伝えることができたと思います。つらいことがあっても強い気持ちを持ってがんばってほしいです」と話していました。