6年前の女子生徒自殺 民事調停を通じ同級生3人から謝罪

6年前、北九州市の私立高校に通っていた女子生徒が自殺したことをめぐり17日、生徒の両親が会見し、民事調停を通じて当時の同級生3人から謝罪を受けたことを明らかにしました。
両親は「ずっと娘の同級生を憎んで生きていかなければならないと思っていたので、気持ちが楽になった。家族にとってもよかった」と話しました。

6年前、北九州市で私立高校の2年生だった瑞菜さん(当時16)が同級生によるいじめを示唆するメッセージを残して自殺しました。

学校が設けた第三者委員会の調査や県の再調査は、いじめを自殺の直接の原因と結論づけなかった一方、両親が起こした民事裁判ではいじめが自殺の原因だと認定しました。

両親は民事調停を通じて同級生3人に謝罪を求め、娘を亡くしてまもなく6年になるのを前に3人と和解したということです。

両親や弁護士によりますと3人の同級生は今月6日、北九州市で両親に直接会い「私たちの態度が瑞菜さんを傷つけた」と謝罪し、瑞菜さんの墓の前で手を合わせたということです。

瑞菜さんの母親は「手を震わせて泣きながら謝罪する姿を見て、その気持ちを受け入れたいと思いました。もともと仲がよかった子たちなので、少し歯車が狂ったけれど、友達でいてくれてありがとうと伝えました」と話していました。

また、父親は「ずっと同級生を憎んで生きていかなければならないと思っていたので、その気持ちが無くなり楽になりました。謝罪と墓参りという結果が生まれたことは家族にとってもよかった」と話していました。