ウクライナ人彫刻家の作品が行橋駅前に設置 国際彫刻展で大賞

ロシアの侵攻を受けるウクライナから応募して、福岡県行橋市の国際公募彫刻展で大賞に選ばれたウクライナ人の彫刻家の作品がJR行橋駅前に設置されました。

JR行橋駅前の広場に設置されたのは、ウクライナ在住の彫刻家、フォロディミール・コチュマルさんが制作した高さおよそ2メートルのブロンズ像で、4日は本人も参加して除幕式が行われました。

作品は、苦難の人生を乗り越えたメキシコの女性画家フリーダ・カーロをモデルにしていて、コチュマルさんは去年、ウクライナから国際公募彫刻展「ゆくはしビエンナーレ」に応募して大賞に選ばれました。

彫刻展では歴代の大賞作品のブロンズ像を市内に設置していて、コチュマルさんは去年11月から二度とにわたって日本を訪れ、富山県の工房でブロンズ像を制作したということです。

設置された像を見た行橋市に住む60代の女性は「この像から勇気をもらいたいですし、行橋にあることを誇りに思います」と話していました。

コチュマルさんは「作品のモデルにしたフリーダ・カーロは力強く生きる女性なので、この像が元気がないときに皆さんを支える存在になってほしい。作品づくりを通じて皆が集まり争いがなくなってほしい」と話していました。