給食パンの袋にネジ混入か 北九州市でまた給食に異物混入

北九州市の学校給食でまた異物混入です。
小倉北区の市立小学校の給食で16日出されたパンの袋の中に、ネジのような金属片が入っているのが見つかりました。

北九州市教育委員会によりますと、16日小倉北区の市立小学校で、給食のパンを食べていた児童がパンが入っていた袋の中に、1センチほどの大きさの金属片が入っているのを見つけたということです。

一方が輪になっているネジのような金属片で、児童は口に入れておらず、けがなどはありませんでした。

教育委員会がパンの製造業者に確認したところ、製造現場で該当する金属片は使われておらず、製造したパンはすべて金属探知機を通過しているということです。

また、教室内にも同じような金属片はなく、教育委員会が引き続き混入の原因を調べています。

北九州市では去年5月以降、学校給食への金属片の混入が相次いでいて、今月10日に若松区の小学校でごはんに1.3センチほどの金属部品が入っているのが見つかったばかりです。

北九州市教育委員会は「給食への異物混入が続いていることは大変残念だ。安心安全な給食を提供するために、製造業者など関係者と連携して再発防止策を徹底していく」とコメントしています。