小学生が大学でAIやロボットなどの先端技術を見学 北九州市

子どもたちにAIやロボットなどの先端技術に触れてもらおうと、北九州市の九州工業大学で、小学校の課外授業が行われました。

この課外授業は、北九州市若松区のひびきの小学校と九州工業大学が、先端技術を担う人材を育成しようと企画しました。

31日、九州工業大学の若松キャンパスを6年生30人が訪れ、はじめに、学生が開発に携わった介護ロボットを見学しました。

このロボットは、人に洋服を着せることができます。

子どもたちからは「パソコンで命令するとどうして動くのか」などと質問が出ていました。

また、片付けロボットのコーナーでは、カメラで撮影したものをAI=人工知能の技術で仕分けたうえで、箱に収納する仕組みが紹介されました。

参加した女子児童は「学校でプログラミングを学んでいますが、実際にロボットを見ると、もっと勉強しようという気持ちになりました」と話していました。

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授は「小学生に最先端のロボットを知ってもらい、プログラミングなどに関心を持ってほしい」と話していました。