スターフライヤー 国際チャーター便運航へ 感染拡大後初めて
北九州市に本社を置く航空会社「スターフライヤー」は、新型コロナウイルスの影響で北九州空港のすべての国際便が運休する中、国際チャーター便の運航を決めました。
北九州空港で国際便が運航するのは、およそ3年ぶりです。
運航が決まったのは、北九州市と台湾の台北を結ぶスターフライヤーの国際チャーター便12便です。
北九州空港の国際便は、新型コロナの感染拡大前は台湾や中国、それに韓国の4つの路線で定期便がありましたが、感染拡大以降の2020年3月からはすべて運休しています。
今回運航が決まったチャーター便は、北九州空港としては感染拡大後初めての国際便です。
スターフライヤーによりますと、感染の影響が落ち着いたことや旧正月によるインバウンドの需要が見込まれることから、運航を決めたということです。
チャーター便は1月15日から1か月間で北九州と台北を6往復し、台湾の旅行会社が販売するということです。
スターフライヤーは「台湾の人たちを北九州に案内できることをうれしく思います。安全運航を第一に再開したいです」とコメントしています。
一方、北九州市によりますと、今回の12便以外の国際便の再開や運航は未定ということで、国際線の誘致などを担当している市空港企画課は「引き続きインバウンドを取り込むために、ほかの国際便の再開に向けて関係機関と準備を進めていきたい」と話しています。