港の活性化へ!北九州港と日本海側の港結ぶ初のコンテナ船就航
北九州港と日本海側の港を結ぶ初のコンテナ船が就航しました。
九州北部と日本海側の物流はこれまで陸上輸送が一般的で、北九州市は新たな海上ルートの開設で港の活性化につなげたいとしています。
新たに就航したのは神戸市の海運会社が運航する総トン数2500トンのコンテナ船で、週に1便北九州港のひびきコンテナターミナルと秋田・新潟の港を結びます。
北九州港と日本海側の港を結ぶコンテナ船の就航は初めてで、19日は記念の式典が開かれました。
九州北部と日本海側を結ぶ物流はこれまでトラックなど陸上輸送が一般的でしたが、北九州市によりますと物流業界の働き方改革への対応や長距離輸送の効率化に向けた需要の高まりなどを背景に、今回、新たな海上ルートが開設されたということです。
北九州市は、今後、日本海側からの貨物の取扱量を増やして北九州港の活性化につなげたいとしています。
北九州市港湾空港局の佐溝圭太郎局長は「貨物の取扱量も増えてきているので、今まで整備してきたさまざまなインフラがこのタイミングでポテンシャルを発揮してきている」と話していました。