気候変動やエネルギー問題議論 北九州市で国際会議開催へ
アジア各地から経営者や投資家などが集まり、気候変動やエネルギー問題などについて議論する国際会議が、今月20日から北九州市で行われます。
この国際会議はスイスのシンクタンク「Horasis」が主催する「Horasisアジアミーティング」で、日本では初開催となります。
アジアを中心におよそ30の国や地域から企業経営者や投資家など200人ほどが参加して、北九州国際会議場をメイン会場に今月20日から22日の日程で行われます。
環境やSDGs、それにポストコロナなどをテーマにさまざまな分科会が開かれ、気候変動やエネルギー問題などの解決に向けた取り組みを経済的な視点から探ります。
また、運営には北九州市も加わり、会場に出展ブースを設けて市内の企業が持つ環境技術などをPRするほか、参加者とのマッチングの場を提供し、新たなビジネス展開を支援することにしています。
北橋市長は「新型コロナの感染拡大後、市内では対面のみで実施する初めての国際会議であり、この機会に、北九州の強みであるSDGsや環境などの取り組みを発信し、ビジネスチャンスの創出につなげていきたい」とコメントしています。