筑豊電気鉄道の「2000形」車両が引退

かつて路面電車として北九州市内などを走り、その後45年にわたり筑豊電気鉄道で活躍してきた車両が、7日で引退を迎えました。

引退することになったのはレトロな見た目で親しまれてきた筑豊電気鉄道の「2000形」と呼ばれる車両です。

3両編成で、いずれも1960年前後に製造され、かつては西鉄の路面電車として北九州や福岡市内を走り、その後45年間、筑豊電気鉄道で活躍してきましたが、老朽化のため引退が決まりました。

最後の運行となった7日は、北九州市の車庫を出発し、直方市を経由して終点の黒崎駅前駅まで1時間余りかけて走り、その役目を終えました。

沿線には多くの鉄道ファンが集まり、惜しむように最後の走りを写真におさめるなどしていました。

西鉄によりますと、かつて路面電車として運行されていた「2000形」はこの3両で最後だということです。

北九州市出身で現在千葉県に住む男性は「この電車で学校に通っていたので引退すると聞いて駆けつけました。寂しさもあり懐かしさもあります。お疲れさまと声をかけたいです」と話していました。

また、最後の運転手を務めた筑豊電気鉄道の木森高志さんは「2000形はきょうで引退ですが、思い出が皆さんの中に残り続けてくれればばいいと思います」と話していました。