鉄道開業150年 蒸気機関車の運転席を特別に公開 北九州市

日本の鉄道開業150年にあわせて、北九州市の九州鉄道記念館で、蒸気機関車の運転席が特別に公開されるなどの記念イベントが開かれています。

北九州市門司区の九州鉄道記念館で開かれているイベントでは、昭和50年まで福岡県の筑豊地区を走り、「ごくろうさん」の愛称で親しまれた蒸気機関車「59634号」の運転席が特別に公開されました。

運転席に乗り込んだ子どもたちは、夢中になってブレーキのレバーを動かしたり写真を撮ったりしていました。

8歳の男の子は「運転席からは前が見えないので、横の窓からのぞき込んで前を見ると知りました。とてもかっこよかったです」と話していました。

また、本物のレールが展示されているコーナーでは、老朽化した枕木を交換する作業が公開され、作業員が機械でレールをつり上げて枕木を入れ替えていました。

作業を見た10歳の男の子は「ふだんは夜に行われている作業を間近に見ることができてよかったです。安全な運行は、こうして守られているのだと感じました」と話していました。

このイベントは、16日まで開かれています。