工藤会の本部事務所跡地に福祉施設 建設へ

工藤会を象徴する本部事務所はおととしまでに解体・撤去され、跡地では生活困窮者の支援などを行う北九州市のNPO法人「抱樸」が福祉施設の建設計画を進めています。

「希望のまちプロジェクト」と名付けられた計画では、北九州市小倉北区の跡地に再来年の完成を目指して4階建ての施設を建設する予定です。

施設は1階部分を地域の人の交流スペースにするほか、3階と4階部分は生活困窮者が暮らすことができる個室を設ける予定です。

「抱樸」は完成までの期間は地域の住民が交流できるイベントを開くことにしていて、今月上旬にはプレハブのカフェに地元の住民が訪れ、施設への要望などについて話し合いました。

訪れた60代の男性は「昔おびえながら通っていた場所にカフェが建って、平和な場所に変わっていくんだと考えるとうれしいです」と話していました。

「抱樸」ボランティア部の奥田伴子部長は「この場所はみんなが一番苦しくて怖いと思っていたところです。地域の人に地道に声をかけながら希望の場所に変えていきたい」と話していました。

この計画については、北九州市も後押ししていて、今後、市が窓口となってクラウドファンディングで寄付を募り、財政的な支援を行う方針です。