住宅で母娘が刃物で刺され大けが 北九州 小倉北区
13日夜、北九州市小倉北区の住宅で30代の母親と10代の娘が刃物で刺されて大けがをしました。
母親は「帰宅したときに家から出てきた男に刺された」と話しているということで、警察は殺人未遂事件として捜査しています。
警察によりますと13日午後10時前、北九州市小倉北区高尾の住宅で「女性が助けてと叫んでいる」などと、近くにいた人から通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、この家に住む37歳の母親と高校1年生で15歳の娘が玄関付近で血を流していて、母親は「帰宅したときに玄関のドアが開いていた。家の中から若い男が出てきて刃物で刺された」などと話しているということです。
2人は市内の病院に搬送されて手当てを受け、いずれも意識はありますが大けがをしているということです。
現場にはナイフのような刃物が残されていて、警察は殺人未遂事件として捜査しています。
一方、現場から600メートル余り離れたJR南小倉駅のすぐそばでは、事件の通報の20分余りあとに起きた人身事故で男性が死亡していて、警察は事件との関連について調べています。