新型コロナ感染対策 「光触媒」活用の床材など実証実験

北九州市や市内の企業などでつくるプロジェクトチームは、光をあてることで抗菌作用が得られる「光触媒」を活用した床材などを高齢者施設に導入し、新型コロナの感染対策への効果を検証することになりました。

「光触媒」は、光をあてるとまわりの物質の化学反応を促進させる物質で、抗菌作用などを得られることから日常の生活にも幅広く活用されています。

北九州市と市内の企業、それに九州大学などは光触媒の新型コロナの感染対策への効果を検証しようとプロジェクトチームを立ち上げて事業を進めていて、12日は光触媒を活用した床材と空気の除菌装置が門司区の高齢者グループホームに導入されました。

プロジェクトチームでは来月からおよそ3年間、この施設で床や空気中に浮遊する菌とウイルスを測定するなどして効果を確かめるということです。

北九州市中小企業振興課の上野信成課長は「市民が安心して施設で過ごせるようになることを期待している」と話していました。

また高齢者グループホームの渡辺英雄施設長は「コロナ禍になって面会の制約などをしてきたが、かぜやインフルエンザも含めて感染症が発生しない安全な施設になってほしい」と話していました。