北九州市の中学教諭 児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕
北九州市の中学校の教諭が、インターネットで知り合った兵庫県の女子中学生に、裸の写真を撮らせてスマートフォンで送らせたとして逮捕されました。
警察の調べに対して「記憶があいまいです」と供述して、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、北九州市門司区にある中学校の教諭、佐藤晃誓容疑者(33)です。
警察によりますと、ことし2月下旬、18歳未満であることを知りながら、インターネットのゲームを通じて知り合った兵庫県芦屋市に住む女子中学生(当時13歳)に、「ゲーム上でアイテムのプレゼントをする」などと伝えて、裸の写真を撮らせてスマートフォンのアプリで送信させたとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。
生徒の母親から、ことし3月下旬に相談を受けた警察が捜査していました。
警察の調べに対して「記憶があいまいです」などと供述し、容疑を否認しているということです。
北九州市教育委員会は、教諭の逮捕を受けて会見を開き、田島裕美教育長は「学校教育と教員への信頼を著しく損ねることになった。このような事態になったことは痛恨の極みです。児童や生徒、保護者、市民の皆様に心よりお詫びを申し上げます」と謝罪しました。