5月の貿易統計 エネルギーの高騰などで2か月連続の貿易赤字

九州・沖縄と山口の先月の貿易統計は、エネルギー価格の高騰などの影響で、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が2600億円余りの赤字となりました。
貿易赤字は2か月連続です。

門司税関が発表した九州・沖縄と山口の先月の貿易統計によりますと、輸入額は1兆146億円と去年の同じ月より83%余り増えました。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻などを背景にエネルギー価格が高騰していることが主な要因で、去年の同じ月と比べて原油の輸入額が2.7倍、石炭の輸入額が5倍に増えています。

一方、輸出額は、自動車の輸出が減る一方、EUやタイ向けの鉄鋼の輸出が増加したことなどから、7506億円となり、去年の同じ時期と比べて22%増えました。

この結果、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2639億円の赤字となり、5月としては比較可能な1979年以降、過去2番目に多い赤字額となりました。

貿易赤字は2か月連続です。

門司税関は「エネルギー価格の高騰や円安が続いていることの影響について引き続き注視していきたい」としています。