小学生が大雨の備え学ぶ 地下の雨水貯留管の中で特別授業

子どもたちに大雨への備えについて学んでもらおうと、北九州市が、地元の小学生を対象に、地下に雨水をためる施設、貯留管で特別授業を行いました。

16日の特別授業では北九州市の中島小学校の4年生31人が、小倉北区で整備が進められている「雨水貯留管」を訪ねました。

貯留管は、大雨の際に浸水を防ぐために市が道路の地下部分に建設を進めていて、直径3メートル、全長およそ1.5キロで、来年度末までの完成を目指しています。

子どもたちは深さおよそ15メートルまで階段を下りたあと、市の担当者の説明を聞いて、貯留管には、大雨に備えて25メートルプール26杯分の雨水をためられることなどを学んでいました。

授業の最後には今回の体験を記憶に残して欲しいと、貯留管の壁に絵を描いてもらい、子どもたちは野球選手として活躍する様子など将来の夢や希望を描いていました。

授業を受けた男の子は、「近くを通るたびに何を作っているのか気になっていて、僕たちを大雨から守るものだと知ってすっきりしました」と話していました。

北九州市上下水道局下水道整備課の大久保賢介係長は「実際に中に入って体感することで災害への備えの大切さを感じもらえて良かった」と話していました。