NPOの医師から学ぶSDGs 北九州市の高校で特別授業

アフリカで医療支援などを行っているNPO法人の代表が、北九州市の高校でSDGsをテーマにした特別授業を行い、「持続可能な支援とは現地で医療を担う人を育てることだった」と話しました。

特別授業は、戸畑区にある北九州市立高校で行われ、SDGsなどを学ぶ3年生26人が参加しました。

講師はアフリカのスーダンで医療支援などを行っている北九州市のNPO法人「ロシナンテス」の理事長で医師の川原尚行さんです。

特別授業のなかで、川原さんは現地の人を診察したり診療所を建設したりした活動を紹介した上で、「持続可能な支援とは現地で医療を担う人を育てることだった」と話しました。

そして、こうした支援から10年後に再び現地を訪れた時には、村から、大学の医学部に進学する人がいたことを紹介しました。

授業では生徒たちが、スーダンで「SDGs」を達成するにはどんな支援が必要かを考え、「特産のハイビスカスのお茶を適正な価格で買って、現地の人たちが仕事を続けられるようにしていきたい」などと発表していました。

生徒の1人は、「医療や教育を受けられるのは当たり前ではなく幸せなことだということを深く実感した。自分もスーダンのような国の人たちの手伝いができたらいいと思った」と話していました。