観光振興・地震復興へ 県が“ポケモン”と連携協定

観光振興・地震復興へ 県が“ポケモン”と連携協定

石川県は、人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターを活用していく協定を結んで、観光の振興や地震からの復興を目指していくことになりました。

石川県が連携協定を結んだのは、東日本大震災をきっかけに「ポケモン」を活用して被災地支援を行っている財団です。
17日は、県庁で財団の杉本敦司事務局長と馳知事が、地震からの復興に向けた連携協定書に署名しました。
そして、復興に向けて描かれた応援アート「あかるいみらい」が、披露されました。
「白米の千枚田」など能登半島の豊かな自然を背景に、人気キャラクターの「ピカチュウ」などが楽しんでいる様子が描かれています。
馳知事は「ポケモンのキャラクターは世代を超えて親しまれている。観光への効果に期待するとともに能登半島を支えようというお心遣いに感謝します」と述べました。
財団では、地震の後、「ピカチュウ」の着ぐるみを小学校に派遣するなどの取り組みを行っていて、今後は、能登半島の名産品とのコラボレーションなども検討しているということです。
「ポケモン・ウィズ・ユー財団」の杉本事務局長は「ポケモンが近くにいるという安心感でより笑顔が石川県に広がっていくことを願っています」と話していました。