地震被害の五色ヶ浜海水浴場がオープン 奥能登唯一 能登町

能登半島地震で被害を受けた石川県能登町の海水浴場で15日、海開きが行われました。
被災地では、海水浴場の開設は見送りが相次いでいて、奥能登での開設は唯一となります。

海開きが行われたのは、能登町の五色ヶ浜海水浴場です。
能登半島地震の被災地では、地震の被害などにより海水浴場の開設は見送りが相次いでいて、各地の自治体などによりますと、奥能登での海水浴場の開設は唯一となります。
15日朝は、雨が降っていて、海水浴客の姿は見られませんでしたが、午前9時から、能登町の大森凡世町長や海水浴場の関係者などが集まり、海開きの神事が行われ、宮司が海に向かってお祓いをして安全を祈願しました。
町によりますと、五色ヶ浜海水浴場では地震の影響で駐車場に亀裂が入るなどの被害が確認されましたが、7月上旬までに修復を完了したということです。
能登町の大森凡世町長は「比較的ここは被害が少なく、修繕して使える状況になり、無事に海開きができてうれしいです。たくさんの人に遊びに来てほしい」と話していました。
能登町の五色ヶ浜海水浴場は、8月18日まで開設されるということです。