白山市に「爆破予告」 能登からの避難者が一時的に退避

8日朝、石川県の白山市役所に「市の工事を止めなければ公園を爆破する」などと書かれたFAXが届きました。
予告された時間が過ぎても爆発は起きませんでしたが、公園の体育館に避難していた能登半島地震の被災者7人が一時、別の場所に移らざるを得なくなりました。

白山市によりますと8日午前7時前、市役所のFAXに「市の工事を止めなければ市役所にガソリンをまき、松任総合運動公園を爆破する」などと書かれた文書が届きました。
このため市は総合運動公園内の施設を臨時休業にするとともに、警察に連絡し、公園内に爆発物がないか確認しましたが、不審な物は見つからず、予告された時間が過ぎても爆発は起きませんでした。
公園内の体育館は能登半島地震の避難所として使われ、今も7人が滞在していますが、一時、別の場所に移らざるを得なくなりました。
異常が確認されなかったことから、白山市は昼ごろから公園内の施設の利用を再開しました。