能登町で園児が特産のブルーベリーの摘み取りを体験

北陸最大のブルーベリーの産地として知られる能登町で26日、地元の園児たちがブルーベリーの摘み取りを体験しました。

能登町にある「やなぎだブルーベリー園」では広さ1ヘクタールの畑で、900本のブルーベリーの木を栽培していて、収穫の最盛期を迎えています。
26日は地元の保育所などから約40人の園児が訪れ、畑に入るとさっそく濃い青や紫に色づいた実を摘み取ってその場で口に運んでいました。
農園では、毎年、地元の園児を受け入れていて、ことしは地震の影響で地面に亀裂が入ったため土や木のチップで埋めて安全を確保して実施したということです。
農園によりますと、ことしは花が咲いた春ごろが温暖な気候が続いたため、実は大きく、量も多いということです。
参加した男の子は「おいしかったです。ブルーベリー大好きです」と話していました。
また、女の子は「初めて収穫しました。実をとる時が楽しかったです」と話していました。
農園を管理する平美由記さんは「地震直後は農園自体をオープンできるか分からなかったので、こどもたちを受け入れることができて嬉しいです」と話していました。