穴水町から輪島のトンネル 6月17日以降深夜通行止め

穴水町方面と輪島市の中心部を結ぶ道路のトンネルが、工事に伴って6月17日から深夜の時間帯に通行できなくなることから、石川県が住民や事業者に注意を呼びかけています。

通行止めとなるのは、穴水町方面と輪島市の中心部を結ぶ主要地方道・七尾輪島線の「熊野トンネル」です。
トンネルの入り口付近で発生した能登半島地震による土砂崩れの復旧工事を進められるよう、落石から通行する車を守るための「プロテクター」と呼ばれる屋根を設置することになったということです。
通行止めの期間は、6月17日から7月12日までで、平日の午前0時から午前3時までは、警察や消防の緊急車両以外は通ることができなくなります。
県によりますと、輪島市の中心部につながるほかの道路は地震による被害で使えないためう回路はないということで、この時間帯の移動は避けるよう住民や事業者に注意を呼びかけています。
県奥能登土木総合事務所は「ご不便をおかけすることになるが、大切な復旧工事なのでご協力をお願いしたい」としています。