能登地方中心に大雨 土砂災害に注意

寒冷前線が通過している影響で石川県内は能登地方を中心に大雨となっているところがあり、気象台は、地震の影響で地盤の緩んでいるおそれがあるとして、土砂災害に注意するよう呼びかけています。

石川県内は未明から明け方にかけて雨が強まり、珠洲市では午前3時45分までの1時間に15ミリのやや強い雨を観測しました。
また、午前11時までの24時間に降った雨の量は、羽咋市で62ミリ、珠洲市で57ミリ、志賀町で56ミリ、輪島市三井で51ミリなど、能登地方を中心に雨の量が多くなっています。
気象台によりますと、このあと県内は寒冷前線が離れるため天気は回復に向かう見込みです。
ただ、これまでの雨や地震の影響で地盤の緩んでいるおそれがあり、気象台は雨が弱まっても引き続き土砂災害に注意するよう呼びかけています。