小松市でハウス栽培された春トマト初出荷

北陸3県最大のトマトの産地、小松市でハウスで栽培された春トマトの出荷作業が9日から始まりました。

小松市は北陸3県最大のトマトの産地で、JAの集出荷場では、9日から出荷作業が始まりました。
集出荷場にはけさ収穫されたトマト計4トン、1000ケース分が持ち込まれ、スタッフの人たちが傷などの状態を確認していました。
そして、機械で自動的にトマトのサイズが選別され、次々に箱詰めされていきました。
JA小松市によりますと、ことしは3月の低温や日照不足から生育への影響が心配されたものの4月以降は天気が回復したことなどから品質は例年並みに育ったということです。
9日出荷されたトマトは、10日には県内各地のスーパーマーケットなどの店頭に並ぶということです。
小松市のトマトの出荷は、6月中旬にピークを迎え、その後も7月下旬まで続き、県内のほか関西地方にも出荷されます。
JA小松市春トマト部の橋本拓朗部会長は、「ことしは気温差があった分、ストレスがかかって甘みのあるトマトに仕上がっています。ぜひサラダなど生で楽しんでほしいです」と話していました。