七尾市に災害ボランティアの宿泊拠点となるテント村が完成

七尾市に、災害ボランティアの宿泊拠点となるテント村が完成しました。

テント村が完成したのは七尾市内の野球場です。
テント村は、6年前の西日本豪雨の際に受けた支援の恩返しをしたいという岡山県総社市が中心になり、NPO法人などと連携し設営しました。
総社市の片岡市長「ボランティアの人を見ないよねとずっと言っている。この村にテント村を建設しようと決めた」。
七尾市の茶谷市長「ここで寝泊まりして長時間活動して、復旧作業が加速度的に進むのではないか」。
テント村には、さっそく全国からボランティアが訪れ、受け付けを済ませたあと、宿泊するテントを確認していました。
敷地内には、防寒にも配慮した100のテントが設けられ、ボランティアに最長で2週間、滞在してもらうことになっていて、総社市などが運営にあたるということです。
茨城県から訪れた男性「東日本大震災ではお世話になったので恩返しができれば。個人ではどうにもならないところで、困っている人の手伝いができれば」。
NPO法人理事長の登山家、野口健さん「被災地にステイできれば支援活動が長くできる。いろんな被災自治体に行く人も歓迎したい」。