JR北陸本線の県内区間は16日から第3セクターに

北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業に伴って、JR北陸本線の石川県内の区間は16日から、第3セクターのIRいしかわ鉄道に運行が引き継がれました。

北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業に伴って、JRが運行していた北陸本線の金沢駅から福井との県境の手前にある大聖寺駅までの区間は、県などが出資する第3セクターのIRいしかわ鉄道が運行を引き継ぐことになりました。
15日夜北陸本線としての最終列車が金沢駅を出発したあとJR側からIRいしかわ鉄道の七野利明社長に「北陸本線の歴史をあしたへつなぐ」と書かれた大きなきっぷが手渡されました。
そして16日朝、金沢駅のホームで出発式が行われ出席者がくす玉を割ると、「祝県内全線開業」と書かれたマークを掲げた列車が出発していきました。
今回の引き継ぎによってIRいしかわ鉄道は津幡町の倶利伽羅駅と加賀市の大聖寺駅の間の60キロあまりの路線を担うことになります。