2次避難者に仕事を紹介する無料の相談会 加賀市

能登半島地震で被災し、2次避難をしている人たちにアルバイトなどの一時的な仕事を紹介する無料の相談会が石川県加賀市で開かれました。

今回の地震では避難の長期化などで職を失う被災者の増加が懸念されています。
こうしたなか、県内の人材派遣会社でつくる団体が6日、2次避難所となっている加賀市の旅館で派遣やアルバイトといった一時的な仕事を紹介する無料の相談会を開きました。
この旅館には、輪島市や珠洲市などから240人あまりが避難していて、人材派遣会社の担当者たちが相談に訪れた人たちに具体的な求人情報を紹介していました。
団体によりますと、これまでにホテルやレストランでの接客や菓子の製造など、期間が1か月から3か月程度の被災者向けの求人が40件ほど寄せられているということです。
相談会は6日も含め県内8か所の2次避難所で行われるほか、8日からは平日の午前9時から午後5時までフリーダイヤルでも相談を受け付け、電話番号は、0120ー563ー562です。
石川県人材事業協議会の嶋洋一事務局長は「将来、能登に戻りたいという方に対しても短期の仕事をサポートすることを通じてそれぞれの状況に寄り添いながら対応したい」と話しています。