羽咋市で宿泊イベント “被災地の子どもにリフレッシュを” 

能登半島地震で被災した地域の子どもたちに、思う存分体を動かしてリフレッシュしてもらおうと、石川県羽咋市で1泊2日のイベントが開かれています。

このイベントは、羽咋市にある「国立能登青少年交流の家」が、地震で被災した地域の子どもたち向けに開催していて、2日と3日は輪島市と珠洲市、それに能登町の小中学生27人が参加しています。
2日は、子どもたちはまず、屋内の広いスペースでチームに分かれ、小さいおたまの上に卵を乗せて運ぶリレーなど体を動かすゲームをして、さっそくお互いの距離を縮めていました。
このあと食堂に移り、おかずなどをそれぞれ皿に取ったあと、班ごとに席に座って談笑しながら昼食を食べていました。
能登町の6年生の女の子は「地震のあとは揺れが怖くてあまり外に出ず引きこもっていました。班の人たちと仲良くなってとにかく楽しみたい」と話していました。
珠洲市の4年生の男の子は「午前中からいっぱいゲームができて楽しいです。初めて会う人たちと仲良くなりたいです」と話していました。
「国立能登青少年交流の家」の恩田雅博さんは「避難生活中の子もいるので、食べたり遊んだりして心身をリフレッシュし、たくさん笑顔になってもらいたい」と話していました。