橋の安全性を確認でドローンを活用 〜輪島市〜

能登半島地震を受けて輪島市は、橋の安全性を確認するため目視では分からない箇所をドローンを活用して点検する作業を行っています。

輪島市は、長さが15メートル以上ある市内の橋について安全性を確認する緊急の点検作業を進めていますが、山間地などの橋は目視では分からない箇所も多く、ドローンを取り扱う東京の企業の協力を得て点検を進めています。
20日は、企業の担当者が30メートルほどの高さにある橋を訪れて専用のドローンを飛ばし、橋の裏側の部分や橋脚にひび割れがないかなどを確認していました。
市はさらに調査を進め、必要な部分については迅速に修繕していきたいとしています。
輪島市建設部土木課の延命公丈課長は「地震によって、そもそもたどりつけない橋もあり、ドローンは、そうした所の安全性を確認するためにも有効だ」と話していました。