北陸地方で春一番 16日は一転冬の寒さに 体調管理に注意

県内は南からの強い風が吹いて気温が上がり、気象台は北陸地方で春一番が吹いたと発表しました。
一方、16日は一転して気温が大幅に下がり冬の寒さに戻る見通しで、気象台は寒暖差による体調管理に注意を呼びかけています。

県内は朝から南寄りの風が強まり、各地で気温が上がりました。
最高気温は、小松市で21.1度、金沢市で20.7度など、20度を超えたほか、七尾市で19.8度、輪島市で19.5度など平年を13度近く上回る季節外れの暖かさになりました。
金沢市では午前11時すぎに10.4メートルの最大風速を観測し、気象台は、15日北陸地方で春一番が吹いたと発表しました。
一方で、気象台によりますとこのあと寒気が流れ込むため15日の暖かさから一転、16日にかけて気温が急降下し冬の寒さに戻る見通しです。
16日の日中の最高気温は、金沢市で7度、輪島市で5度と15日よりも15度ほど大幅に低く、気象台は寒暖差による体調管理に注意を呼びかけています。