羽咋市で死んだカラスが鳥インフルエンザウイルス感染の疑い

羽咋市で見つかった死んだカラスが、鳥インフルエンザウイルスに感染していた疑いがあることがわかり、石川県は詳しい検査を行うとともに、発見場所の周辺の監視を強化することにしています。

石川県によりますと、１３日、羽咋市でカラス５羽が死んでいるのが見つかり、鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ、このうち２羽が陽性だったいうことです。
県は今後、茨城県にある国立環境研究所に検体を送って遺伝子検査を行い、高病原性の鳥インフルエンザウイルスに感染していないか調べることにしています。
また、死んだカラスが見つかった地点から半径１０キロ圏内を重点的にパトロールし、河川やため池など野鳥が多く見られる場所を中心に、監視を強化していくことにしています。
すでに県内の養鶏場などに情報提供し、注意喚起を行っているということで、これまでに異常は確認されていないとしています。