石川出身力士 内灘町の避難所を訪問

1月の大相撲初場所で活躍した大の里ら、石川県出身の力士が内灘町の避難所を訪問し、避難している地元の人たちと交流しました。

大相撲の大の里は津幡町出身で、1月、新入幕で迎えた初場所では11勝4敗の成績を収めて敢闘賞を受賞しました。
6日は地震の後、初めて石川県に戻り祖父の坪内勇さんが避難している内灘町の避難所「ほのぼの湯」を訪れて、久々の再会をお互いに笑顔で喜びました。
坪内さんは「避難している人も本人も喜んでいたと思う。まだまだこれから頑張ってほしい」と話していました。
一方、大の里は「祖父には久々に会ったので照れくさかったが、喜んでくれていたようでよかった。元気を与えられたと思うので、また頑張ります」と話していました。
6日は穴水町出身で前頭13枚目の遠藤、七尾市出身で十両7枚目の輝と竹縄親方も避難所を訪れてちゃんこ風のおでんを贈呈した後、避難している人と一緒に写真を撮ったり握手をしたりして交流していました。
避難所の70代の女性は「来てくれて一瞬、地震のことを忘れられました」と話していました。