郷土力士が馳知事を表敬訪問

大相撲の遠藤や大の里らが能登半島地震で大きな被害を受けた地元・石川県に戻り馳知事を表敬訪問しました。

6日に馳知事を表敬訪問したのは穴水町出身で前頭13枚目の遠藤と、津幡町出身で前頭15枚目の大の里、そして七尾市出身で十両7枚目の輝の3人です。
3人は七尾市出身の竹縄親方とともに県庁を訪れ遠藤は「家族は無事でしたが、建物に被害が出ています。穴水の相撲場の観客席が盛り上がっているのを映像で見て、びっくりしました」と話しました。
地震の影響を受けてことし4月に七尾市で予定されていた春巡業は開催が見送られることになっていますが、馳知事は「みなさんが希望の星です。直接会いにきて顔を見せてくれると被災者も元気づけられます。今後も活躍に期待したい」と話していました。
1月に行われた初場所では遠藤が負け越したものの、大の里が新入幕ながら11勝4敗と好成績を収めたほか輝も9勝6敗と勝ち越していて3月の春場所でも3人の活躍が期待されます。