輪島市が10日から災害ボランティアの受け入れ開始

石川県輪島市は、災害ボランティアの受け入れを、2月10日から始めることになりました。

これは、2日開かれた石川県の災害対策本部会議で、輪島市の坂口茂市長が明らかにしました。
石川県内で活動するボランティアは、県のホームページで受け付けていて、これまでに約2万人が登録しています。
ボランティアの受け入れは、七尾市、志賀町、穴水町ですでに始まっていて、珠洲市や中能登町でも3日から始まります。
輪島市でも、ボランティアの受け入れを2月10日から始めることになりました。
2月7日から募集を行うということです。
2日の災害対策本部会議で、輪島市の坂口市長は、金沢市からアクセスする道路の復旧が進んだことや、災害廃棄物の回収が1日始まったことを踏まえ「ボランティアの受け入れができる環境が整ってきた」と述べました。
また、会議では、珠洲市の泉谷満寿裕市長が、災害廃棄物の回収に時間がかかり、復旧の妨げになると指摘しました。
泉谷市長は「人口流出に歯止めがかからなくなることを危惧している」と述べ、なるべく早く回収を終えられるよう、国からの出席者に対して資金や人的支援についての協力を求めました。