集団避難の中学生に支援物資やメッセージ

地震で大きな被害を受けた石川県輪島市から集団避難している中学生に、避難先の白山市と交流がある自治体から支援物資や励ましのメッセージが届けられました。

輪島市は1月17日に希望する中学生を白山市の施設に集団避難させていて、このうち半数のおよそ100人が生活している施設には30日午後5時すぎ、食品などの支援物資を乗せたトラックが到着しました。
支援物資は、白山市と以前から交流がある静岡県藤枝市から送られ、中学生3人とともに出迎えた輪島市の東陽中学校の小畠康志校長が「子どもたちは、一つの大きな経験として前に進んでくれると思います。ご支援ありがとうございます」とあいさつしました。
届けられたものの中には、支援物資に加えて藤枝市の中学生から輪島市の中学生に向けた励ましのメッセージも含まれ、「日常生活が戻るまで一緒に頑張りましょう」とか「頑張る姿に私も背中を押されています」などと書かれていました。
輪島中学校3年生の生徒は「みんなが支援してくれて、本当にありがたいです。メッセージを見て、今後の入試も頑張ろうと思いました」と話していました。