断水続く七尾市田鶴浜地区の避難所に臨時の洗濯機設置

市内のほぼ全域で断水が続く七尾市の田鶴浜地区では、避難所に臨時の洗濯機が設置され、避難している人たちが16日から洗濯できるようになりました。

避難所となっている七尾市の田鶴浜体育館は1月7日に水道が復旧していましたが、2台の洗濯機が新たに寄贈され、16日までに設置されました。
16日午後から洗濯のできる環境が整い、1回100円でさっそく避難している人たちが利用していました。
避難している人のなかには市外のコインランドリーまで洗濯に出かける人もいるということですが、車のない高齢者もいて、洗濯物がたまっているということです。
洗濯はおよそ4日ぶりだという60代の女性は「遠くのコインランドリーまででかけなくてすむので助かります。衣類がきれいになるのでうれしいです」と話していました。
施設を管理する田鶴浜スポーツクラブ事務局の長田次夫さんは「車のある人は金沢などへ出かけて洗濯はできますが、3時間も待つこともあるようです。順番を決めてうまく役立ててもらいたいです」と話していました。