【輪島市】燃える家庭ごみ収集 15日から再開へ

輪島市は地震の発生以降、見合わせていた家庭ごみの収集について、15日から生ごみなど燃えるごみに限って再開することにしています。

輪島市では、今回の地震で、市内にあるごみ焼却施設の安全確認ができず使えなくなっているため、家庭ごみの収集を見合わせていて、自宅で避難している被災者などがごみを出せない状況が続いています。
こうした中、輪島市は、衛生状態の悪化も懸念されるとして、金沢市など他の自治体の協力を得て、15日から燃えるごみに限って家庭ごみの収集を再開することにしました。
ただ、焼却炉が稼働できず、ごみを処理できない状況は依然として続いているため、市は、悪臭の原因になる生ごみなどのごみを優先し、紙類などは後回しにしてほしいと呼びかけています。
輪島市環境対策課の濱口賢一課長補佐は「(燃えるごみ以外の)ごみの収集もしくは災害ごみの収集に関しては、なるべく早い段階で知らせて、生活環境の改善につなげていければと考えている」と話しています。