輪島市の中学生 希望する生徒全員が避難できるよう調整

石川県教育委員会は、地震で大きな被害を受けた輪島市内の中学生約400人について、希望する生徒全員が、県内のほかの自治体に避難できるよう調整を進めています。

輪島市内にある3つの中学校は、今回の地震で避難所として使用されていて、授業を再開するめどが立っていません。
3校ではあわせて約400人の生徒が通っていましたが、石川県教育委員会によりますと、輪島市から、希望する生徒全員を県内のほかの自治体に避難させてほしいと、打診を受けたということです。
県教育委員会は、これを受け、避難先の調整を進めているほか、被害の大きかった珠洲市や能登町、穴水町などからも打診があれば同様の調整を行うとしています。