七尾市の避難所ではボランティアが正月休み明けで戻るなど不足

七尾市の避難所では、ボランティアで避難所の運営に携わっていた地元の人たちが、正月の休み明けで仕事に戻るなどして人手が足りなくなっています。

七尾市の避難所となっている中島小学校には、200人余りの住民が避難していて、地元のボランティアなどが支援物資を管理して住民に飲料水や食料品などを配布しています。
避難所には、最も多いときで30人ほどのボランティアが活動していましたが、正月の休みが明けて仕事が始まり、いまは約15人と半分ほどになっています。
大学4年生の谷一浩平さんは、実家が被災し、1月3日から、実家近くのこの避難所でボランティア活動を行っているということで「衛生管理が必要なトイレ掃除など人手が足りていません。地元の方がボランティアで来てくれれば助かります」と話していました。
七尾市社会福祉協議会によりますと、災害ボランティアセンターは、安全に活動ができる状況になりしだい設けられるということで、ボランティアの募集開始の時期は未定としています。