能登半島地震 県が2次避難所の相談窓口9日設置

石川県は、地震により被災地から金沢市のスポーツ施設に一時的に身を寄せた人たちに、県が用意する旅館やホテルに避難してもらうための相談窓口を9日、設置します。

県によりますと、対象となるのは、被災地の避難所などから金沢市の「いしかわ総合スポーツセンター」に一時的に避難した人たちです。
県は、ここから旅館やホテルといった2次避難所に移ってもらうための相談窓口を9日午後、スポーツセンターに開設します。
県が用意した2次避難所は、8日午後2時の時点であわせて110か所となり、約3000人の受け入れが可能だということです。
このほか、各自治体が提供する公営住宅などの情報提供を行う窓口も設けることにしています。
石川県の馳知事は「市町のみなさんから公営住宅の提供もいただいております。さらに富山県や沖縄県からも直接、提供すると、公営住宅を、という話もいただいております。おそらくあす以降3000という数字はさらに上積みになると思いますので、まずいま寒いなか被災地で頑張っている方々に安心して暖かいところでいていただけるようにそこを全力でやりたいと思います」と話しています。