珠洲・輪島方面への車両抑制措置 県警本部は災害復旧を優先

今回の地震で、各地の道路に被害が出た能登地方では、通行が可能な道路で渋滞が発生している一方で、孤立している地区では食料や物資の不足が深刻になっています。
こうした状況を受け、石川県警察本部は災害復旧を進めるため、被災地方面へ向かう車の総量を抑制するための措置を取ることになりました。
具体的には七尾市田鶴浜町から輪島市と珠洲市に向かう国道249号線と県道1号線について、4日の午前7時から当面の間、災害復旧に関係する車両や警察、消防などの緊急車両を優先して通行させるとしています。
渋滞が生じて被災地への必要な支援が遅れることがないよう一般車両の通行は控えるよう理解を求めたいとしていて、現場の警察官の指示に従って欲しいとしています。
また、トレーラーについては道路の状況から穴水町までは通行できるようにするものの、その先の珠洲市や輪島市方面へは通行できなくするということです。