志賀原発 電気受ける1系統使えず 使用済み燃料冷却問題なし

国の緊急時対応センターによりますと、石川県志賀町にある北陸電力の志賀原発では、地震が起きた際、外部から電気を受けるための変圧器付近で、「爆発したような音と焦げ臭いにおいがあった」という情報があり、発電所員が確認したところ午後5時半時点では火は確認されなかったということです。
また、現時点で、外部から電気を受けるための1系統が使えなくなっているということです。
外部から電気を受ける系統は少なくとも2つあり、このうち使えなくなっているのは50万ボルトの1系統で、もう1系統の27万5千ボルトで必要な電源は確保できていて、核燃料を貯蔵している使用済み燃料プールの冷却に問題はないということです。