のとじま水族館 元日から多くの家族連れでにぎわう 七尾市

七尾市にある「のとじま水族館」は元日から多くの家族連れでにぎわいました。

「のとじま水族館」は、毎年、元日から営業を始めていて、三が日は中学生以下の入場料を無料にしています。
1日は午前中から多くの人が訪れ、全長約5メートルの巨大なジンベエザメの水槽では、子どもたちがガラスに顔を近づけて泳ぐ姿を眺めていました。
また、屋外のプールでは、イルカやアシカが見事なジャンプを披露するショーを見て、大きな拍手を送っていました。
ことしは元日限定のイベントとして、えとの「辰」にちなんだタツノオトシゴの着ぐるみを身につけたダイバーがドーナツ型の水槽に現れ、人気を呼んでいました。
水族館によりますと、去年の来館者は40万7000人あまりと、コロナ禍前の2019年の9割近くに回復したということです。
東京から訪れた46歳の男性は、「魚が好きな息子がすごく興奮していて、来てよかったです。新型コロナが5類に移行してマスクをしなくてもいいので、ことしは気軽に旅行に出かけられました」と話していました。