JR北陸本線の運行引き継ぐ「IRいしかわ鉄道」新ダイヤ発表

北陸新幹線の延伸に伴って、来年3月から県内のすべての区間で、JR北陸本線の運行を引き継ぐ「IRいしかわ鉄道」も新たなダイヤを発表しました。

それによりますと、通勤や通学の利便性を向上させるため、これまでのIRやJRのダイヤと比較して、朝と夕方に8本の列車を増便するということです。
このうちの2本は小松駅や松任駅から金沢駅を経由して津幡駅へ向かう列車で、県内のすべての区間をIRいしかわ鉄道が担うことで、直通列車の運行が可能になったということです。
また、北陸新幹線の終電に接続する形で、金沢駅を午後11時48分に出発して津幡駅に向かう普通列車を新たに運行し、津幡方面の利用者が、東京や大阪、名古屋に長く滞在できるようにしたということです。
新駅となる「西松任駅」からは、下りの金沢方面を44本、上りの福井方面を45本運行し、利便性を確保したとしています。
IRいしかわ鉄道は、「利用者のニーズを第一に考えて編成したので、今後は新たなダイヤの周知を進めていきたい」と話しています。