地元でとれた大根配って飲酒運転を「大根」絶 七尾市

飲酒の機会が増える年末年始を前に、七尾市で、警察官やボランティアが、地元でとれた大根を配って、飲酒運転を「大根絶」させようと呼びかける恒例のキャンペーンが行われました。

市役所の前には、警察官や地元のボランティア、そして市民が結成した「交通安全戦隊シルバーレンジャー」のメンバーなど約20人が集まりました。
この日のために、市内でとれた大根100本が用意され、地元の男性から七尾警察署の川島正近署長に引き渡されました。
一行は、小雨が降る中、市役所の前を通りかかった車を止めて、ドライバーに大根を手渡し、飲酒運転を「大根絶」させようと呼びかけました。
七尾市では、年末の交通安全運動の一環として、大根を配るキャンペーンが恒例になっていて、受け取ったドライバーは「ありがとう」と言いながら笑顔で受け取っていました。
七尾警察署の川島署長は「1件でも事故が減るように大根を手渡しました。ドライバーが飲酒運転をしないという気持ちを持ってほしい」と話していました。