2人1組がプールへ飛び込み技の完成度を競う大会 金沢市

水泳競技の1種で2人1組が同時にプールに飛び込んで技の完成度を競う飛び込みの大会が金沢市で開かれました。

この大会は、石川県水泳協会が毎年開き、2人1組の選手が同時に飛び込むシンクロ競技では、いかに息を合わせて完成度の高い技を披露するかが審査のポイントです。
10日は、11歳から23歳までの6人3組が出場し、3種類の違う高さの台から飛び込みを行って日頃の練習の成果を披露しました。
男子の部では、東京オリンピックに出場した西田玲雄選手も参加し、1番高い10メートルから、空中で体をひねったり膝を両腕で抱えこんだりして飛び込み、演技を決めるたびに会場から歓声や拍手があがっていました。
参加した11歳の女の子は「なかなか出会えない人たちと会えてうれしい。飛び込むのは怖いけど、つま先を意識して飛びました」と話していました。
競技を終えた西田選手は「1人で飛ぶより2人で息を合わせて飛ぶのは難しい。皆さんの応援があるから記録にもつながるし力になる」と話していました。