県内9月の宿泊者数 コロナ禍前の水準に回復

ことし9月に石川県内のホテルや旅館に宿泊した人は、コロナ禍前とほぼ同じ水準まで回復しました。
インバウンドが好調で、外国人の増加が目立っています。

観光庁がまとめた宿泊旅行統計調査によりますと、ことし9月に石川県内の旅館やホテルに宿泊した人は、のべ78万1580人でした。
去年の同じ月と比べプラス30.1%となっています。
4年前の2019年9月との比較ではマイナス0.1%と、コロナ禍前とほぼ同じ水準まで回復しています。
引き続きインバウンドが好調で、外国人の増加が目立っています。
9月の宿泊者のうち外国人は、2019年9月と比べ、プラス31.4%ののべ8万8040人と、コロナ禍前を大幅に上回っています。
国籍や出身地別では、台湾が最も多く、1万2290人、アメリカが8600人、中国が7350人、オーストラリアが6480人などとなっています。
一方、客室稼働率は62.2%と、去年の同じ月を13.9ポイント上回り、全国で10番目に高くなっています。