「咽頭結膜熱」患者急増で県が初めて警報

子どもを中心に全国的な流行が続く「プール熱」とも呼ばれた「咽頭結膜熱」の患者が、県内でも急増していて、石川県は6日、警報を初めて出しました。

県によりますと、12月3日までの1週間に、県が指定する29の小児科から報告があった「咽頭結膜熱」の患者は、前の週より35人多い174人で、1医療機関あたりの患者数は、6人となりました。
国が警報の基準と定める「1医療機関あたり3人」を2週連続で超えたことから、県は今回初めて、警報を出しました。
患者のうち9割以上が0歳から6歳だということで、幼稚園や保育園に通う未就学児の間で感染が拡大しているとみられるということです。
これまでNHKでは、「咽頭結膜熱=いわゆるプール熱」とお伝えしてきましたが、厚生労働省がウェブサイトの説明を改訂したのにあわせ、今後は「咽頭結膜熱」と表記します。
一方、インフルエンザについて48の医療機関から報告があった患者は1319人で、1医療機関あたりの患者数は、27.48人となり、先週より減少しましたが、依然として高い水準が続いているとして、「インフルエンザ警報」を継続しています。
県は、幼稚園や学校など子どもの集団生活での感染拡大が見られるとして、手洗いやこまめな換気など基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。