志賀町議会 副町長が入札制度変更で再発防止示す

志賀町の議会の定例会が始まり、町長の職務代理を務める庄田副町長は、入札をめぐる事件について改めて陳謝したうえで、制度を変更して再発を防止する考えを示しました。

志賀町の議会の定例会は、初日の5日、本会議が開かれ、町長の職務代理を務める庄田副町長が議案の説明などを行いました。
このなかで庄田副町長は、入札をめぐる汚職事件で小泉勝前町長が逮捕・起訴されたことについて改めて陳謝したうえで「町民の信頼回復に努めたい」と述べました。
そして、先に専決処分を行った入札制度を変更するためのシステムの改修について説明し、再発防止に向けた取り組みを進めていく考えを示しました。
新たな制度は、入札に参加した業者が示した額の平均などを踏まえて最低制限価格を決めるもので、誰も事前に把握することができない仕組みになっています。
庄田副町長は「人の手を介さない仕組みをつくり公平公正な入札に努める」などとと述べ、導入の意義を強調しました。
志賀町の議会の定例会は、12月15日まで行われます。
一方、小泉前町長の辞職に伴う志賀町の町長選挙は、12月19日に告示され、24日に投開票が行われます。