金沢市中心部にサテライトオフィス

金沢市中心部の商業施設に、市の補助金を活用して整備された新たなサテライトオフィスがオープンしました。

金沢市香林坊の商業施設にオープンしたサテライトオフィスは、面積がおよそ360平方メートルで、個室や会議用のスペースなども設けられています。
多様な働き方を支援する金沢市のモデル事業に選ばれ、補助金を活用して整備されました。
一定の費用を負担すれば、法人登記が可能となっているほか、来客に対応する場としても使うこともできるということです。
きょうのオープンにあわせてあいさつした村山市長は「コロナ禍を経て働き方が多様化するなか、テレワークやワーケーションに対応できるスペースが必要になっている。多くのビジネスマンや起業家、学生などに利用してもらい、金沢を活性化したい」と述べました。
市のモデル事業として補助金が活用されたサテライトオフィスの整備は、今回が初めてで、市は、利用状況などを踏まえて今後の支援のあり方を検討していくことにしています。
金沢市産業政策課の古谷健課長は「交流の場として、新たなビジネスのアイディアが生まれていくことも期待している」と話していました。